遺言書の書き方
ここでは、具体的にいくつか例を挙げ、自筆証書遺言の書き方を解説します。遺言書の基本のルールは、以下のようなものがあります。
- 全文自筆(手書き)で書きます。(※)
- タイトルは「遺言書」とします。
- 氏名を自署します。
- 日付を記入します。
- 押印をします。
法律的には認印でも問題ありませんが、のちのトラブルをなるべく回避するため、実印で押印することをおすすめします。 - 遺言執行者を指定します。
のちのトラブルを回避するため、遺言執行者を指定しておくことをおすすめします。 - 封入・封印して保管します。
(※)平成31年1月13日以後に作成する自筆証書遺言は、相続財産目録については手書きでなくてもよいことになりました(ただし、目録の各ページに署名・押印が必要。)。
妻に全財産をわたす遺言書
遺 言 書 |
遺言者は、遺言者の有する一切の財産を、妻 ○山△子(昭和10年○月×日生)に相続させる。 遺言執行者として、妻 ○山△子を指定する。 |
平成22年○月×日 |
住所 神奈川県横浜市旭区○○町1-2-3 遺言者 ○山 □夫 (印) |